エアコンクリーニングができない場合
皆さん、こんにちは。
石川県金沢市で「エアコンクリーニング・ハウスクリーニング」を営業しています。
【ハウスクリン 石川金沢】です。
当店ではエアコンクリーニングのご依頼をいただいた際に、お客様にお尋ねすることがあります。
それは、設置状況についてです。
エアコン本体がどのような場所についているのか。作業する場所の周りはどのような状況かなどをお聞きします。
場合によっては作業できない場合がありますので、今回はエアコンクリーニングができない場合をお伝えしたいと思います。
①エアコン本体のすき間がない場合
これはエアコンの本体に関することです。
エアコン本体は大体、お部屋の隅に取り付けられますよね。設置場所で空気が循環してうまく調整できるようについていると思います。
その際に本体と天井・壁とのすき間が無いときがあります。
この場合は分解ができないときがあります。手が入らないので物理的に分解できないということです。
エアコンの構造上、カバーなどのツメが上部、もしくは左右にはまっていることがあります。外す際にそのツメを力を入れて外す必要があります。手を入れてツメの部分を押したり
引っ張ったりして外すので、手が入らないと外せないことがあるのです。
特におそうじ機能付きエアコンの場合は、カバーが分解できたとしてもおそうじユニットと呼ばれるおそうじロボがついている部品を外す必要があります。その際に、配線がついているので基盤(様々な配線を集約している部分)からコネクタを外す必要があります。
その基盤はほとんどの場合、エアコン本体の右側に横付けについているのです。
ですので、右側のすき間が無いと手が入らないので物理的にコネクタを外せないことになります。そうなると、おそうじユニットを取り外せないのです。
※機種によっては前についていたり、左にもついていたりします。ほとんどのエアコンは右側についています。
カバーを外せない場合は当店では作業をお断りしています。(おそうじ機能がついていない機種はすき間が無くてもなんとか外せます)
お掃除ユニットが外せない場合はお客様とご相談の上、つけたまま作業するかどうかをお客様にご判断いただいております。(料金は半額を頂戴しています)
お掃除ユニットを外さない場合のデメリットは、熱交換器が高圧洗浄できないことです。また、おそうじユニットの裏側にもカビやホコリがついています。それがキレイにできないことです。ファン・送風口はキレイにできます。
業者さんの中には、カバーを外さないで高圧洗浄する所がありますが、これは大変キケンですのでお勧めしません。カバーの裏側に電装品がついている場合、カバーの中に水が侵入して電装品が濡れて故障する危険が大いにあります。また、カバーの裏側にカビなどの汚水が流れ込みカバーの裏側が汚くなります。結局そのカバーの裏側が汚くなるだけで意味がないですし、カビ臭いニオイも取れなくなります。カビの汚水なのでそこからまたカビがすぐ繁殖してしまいます。
カバー、ルーバー、フィルター、おそうじユニット等は取り外して熱交換器と送風口を完全露出して高圧洗浄することが、エアコンクリーニングの基本中の基本です。
天井と壁のすき間は8cm以上あることが必要です。横に向けたにぎりこぶしが入る程度だと考えてください。
エアコン設置をこれからする場合は、エアコンクリーニングを考えてすき間を開けることも考慮してください。
②エアコン本体の下にピアノ・ベッド・本棚などがある場合
エアコンクリーニングは脚立を立てて作業します。ですので、エアコンの下には脚立を置いて私が安全に作業できるスペースが必要です。
よくあるのが、ベッドやソファが下にある場合です。ソファは動かせるなら作業中だけスペースを作れるなら作業できます。ベッドは動かせない場合が多いです。何とか脚立を立てられるスペースができるのなら作業できなくもないですが、まったく立てれない場合は作業できません。
エアコン下に本棚など大きな家具があることもあります。それもスペースができるように動かせるのなら問題ないですが、重いですし動かせる余裕がない場合は作業できないです。
パソコンやテレビは動かせることが多いので大丈夫です。ただ、配線などであまり動かせない場合、電気製品なので水にかかると不安だと思いますが、しっかりビニール養生して濡れないようにしますのでご安心ください。
その他家具家電がエアコン下にあると作業できないのでご注意ください。
脚立をエアコンの下に置いて半径1m程度のスペースがあればOKです。
ちなみに、スペースがあってもエアコン本体の設置の高さが2.5m以上の場合(吹き抜けなどのお部屋、ロフトがある天井の高いところに設置)も作業できません。高いところの作業は落下したときに大けがをすることがあるので当店は承っておりません。
家具家電の配置もエアコンクリーニングを考えた配置にすることをお勧めします。
③壁が珪藻土や砂壁の場合
エアコンクリーニングは結構水を使って洗浄します。当然壁や周りは濡れないようにビニール養生しますので濡れないようにします。
しかし、珪藻土と砂壁は養生しようにもテープが張り付かないのでビニール養生できないのです。
砂壁はすぐ乾くので万一濡れたとしてもある程度は問題ありません。その場合はお客様に「濡れる可能性があるので大丈夫か」どうかをご了承いただいた場合のみ作業します。(ずぶ濡れになるわけではありません。跳ね返りの水やエアコンから垂れてくる水滴がつく場合があります。)
珪藻土の場合は一切お断りしています。
珪藻土は大抵白色です。カビなどの汚水は黒いので水滴程度でも濡れるとかなり目立ちます。
さらに水分が壁の中に浸透してしまうので、タオルで拭いたところで落ちないですし、こするとボロボロと素材が剥がれてしまうのです。
結構昔に一度だけ珪藻土のご自宅をエアコンクリーニングしたときに、水滴がついてしまった時があります。黒い斑点が点々と目立ち擦っても落とせませんでした。
お客様にお詫びしましたが、結局その一面を塗りなおす羽目になってしまいました…。補修は塗りなおすことしか手がありません。それ以来お断りしています。
ビニール養生は完全にしますが、そのビニールに付いた水分は片付ける際に気を付けていてもいつの間にか壁に付く場合があります。
また、エアコン洗浄した後は当然にずぶ濡れです。雫がぽたぽた落ちています。本来なら乾くまでビニールを外さないのですが、珪藻土はそもそもビニールが張り付かないのでどうしようもないのです。
普通の壁紙は万一ついても拭けばしっかり汚れは取れますし、まったく問題ありません。
珪藻土は万全に注意を払っても100%水分がつかないこと補償できないのでお断りしています。ご了承ください。
ちなみに、壁紙でも「和紙」だった超稀なケースもありました。当然濡れてはいけないのでこれもお断りしました。
④まとめ
②は何とかなることが多いですし、③はあまりないか砂壁はかなり古いご自宅(失礼ながら)なので「汚れても問題ない」とお客様にご了承いただける場合がほとんどです。
①は結構あります。当店もお客様もどうしようもないですよね。設置の際にそこまで考えてくれる設置業者さんはほとんどいません。エアコンがちゃんと効くようにすることが優先だからです。でも、設置の際に覚えていましたら「すき間を作ってほしい」と要望されることをお勧めします。
また、余談ですが(当たり前かもしれませんが)作業できない場合で、作業前にエアコンの運転が確認できない場合、水・コンセントや洗う場所をお借りできない場合、製造から10年以上経ったエアコンは当店が作業した後に故障や不具合があっても補償できないことの了承いただけない場合など作業できませんのでご了承ください。
ご依頼の際はお手数ですが以上のことを確認の上ご依頼ください!
①エアコン本体の天井・壁のすき間は8cm以上あるか。
②エアコン本体の下に半径1m以上のスペースがあるか。
③珪藻土ではないか。
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